その夜。

食堂でこの国の料理を食べた。

最後にベルグと食べた美味しいお菓子を出てきたから、食べたけど。

外で食べた方が、美味しかった。

あとでαがお菓子の名前を教えてくれた。

そして、

「Θのコートに似てるね」

って、言った。

私もそう思っていたから、

「そうね」

って、少しだけ、笑ってみた。

αは頭を撫でてくれた。

とても、暖かい感じがした。

ベルグが私の手を引いてくれとのと、同じ感じ。

でも、ベルグが私に触ってくれた方が、今より少しだけ嬉しかったけど。

これは、誰にも教えない。

初めての、私だけの秘密にしてみた。

いつかまた、一緒に外であのお菓子を食べてみたい。

私が外にいたら、ベルグは気付いてくれるかしら。

もし、気付いてくれるなら、怒られてもいいから、もう一度、

本当に小さな冒険だけど、みんなに笑われてしまうかもしれないけど。

もう一度だけ。

一緒に、座りたい。







next


back


novel








楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル